こんにちは、普段は女性向けのなろうコミックをレビューしている、氷雨と申します。
普段であれば、このままなろうコミックのレビューに入るのですが、今回は番外編となります。
そう、実は以前公開した記事の一部に、今話題の『ChatAI』を使ってみました!
今回使用したのは、Googleの『Bard』というChatAIです。
ChatAIというのは、プログラムのことで、人工知能を使っていろいろな質問に答えてくれるプログラムのこと。
そのため、要求に応じた文章を作成したり、質問を理解して返答したりできます。
種類も、今回使ったGoogleの「Bard」やMicrosoftの「Bing」が有名どころかなと思います。
その使ったときの感想などをつづってみようかなと考えた次第です。
意外な使いどころが見つかったり、なかったり?
作品の全体像をつかむのは苦手?
さてさて、今回利用したBardにまずはレビューする作品について聞いてみました。
「悪役令嬢に転生したはずが、主人公よりも溺愛されてるみたいです」
この作品の要約をお願いしてみたんですが、少しずれが生まれている様子。
主人公の名前は間違っていなかったのですが、お相手役の男性キャラの名前がことごとく間違えていたのです。
それに、敵役の女の子キャラの名前も違っていました。また、立ち位置も主人公と友情を結ぶものになっていたので、原作との違いにびっくり。
これは、コミカライズと原作の小説家になろうに載っているものが違うのかと考えましたが、名前が間違っているのは違うだろうと思っていました。
多分ですが、同じタイトルの作品が2種類あると、どっちを引用するべきかわからなくなってしまったんじゃないかなぁと。
それで、ベースは同じでも適当な名前や展開を独自に考えて答えてくれたのかなと推測しました。
そう考えると、短い作品であれば要約はしやすいのでしょう。しかし、作品の長さが2,000文字以上を超えたりしてしまうと、上手くまとめきれないのかもしれません。
小見出しのアイデア出しなら使えそう?
作品の全体を掴むのが難しいのなら、章立てならいけるかなと考えてみました。作品の傾向などを指示書の中に盛り込めば、ある程度の軌道も作れると考えた次第です。
とりあえず、悪役令嬢もので方向性を固めつつ、コラムや感想を書くための指標を作ってもらいました。
利用した感想としては、ブログのレビューの小見出しは作れそうだという感覚ですね。
特に作品の傾向を踏まえて着眼点を教えてくれるので、見出しとしては作りやすい感じでした。
しかし、大雑把なくくりというか、細かな部分までの掘り下げはこちらですることになります。そのため、労力の減り方はそこまで大きくはないと言えます。
まぁでも、作品によってはなかなか良い部分や特徴を上げづらい作品もありますので、その点ではとても役立ちますよ。
最終的な感想として
最終的な意見としてのまとめですが、ChatAIを利用する場合、レビューであれば小見出し作りのアイデア出しに利用してみるのが一番活用できそうな気がします。
作品の概要を説明させようとすると、どうしても同じ系統の別の作品の内容を引っ張ってきてしまうことが多くなるので、あらすじには使えそうにないかなというところ。
そのため、概要やあらすじはできれば「小説家になろう」の部分を参照するような形でレビューをする方が確実です。
できれば自分の感想をしっかりと形にするお手伝いをしてもらうツールとしての感覚で使う方が、利用し易いと思います。
もし、もっと精度の高いChatAIが出た時には、また触ってみようと思います。
それでは、今回はここまで。また、次の作品でお会いしましょう。